毎月の返済に領収書をくれません

消費者金融の貸金業者に毎月分割で返済しているのですが、 領収書を下さい、と言っても一向にくれません。 どうすればよいのでしょうか?

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債権者が領収書を渡さないとき

領収書というのは、お金を払ったことを示す受取証書です。 領収書は返済したことの証拠になるものですから、 絶対に受け取っておくべきです。 そのため、民法486条も、 「弁済者は、弁済を受けた者に対し、 受取証書の交付を請求することができる」 と定めています。 債権者が領収書を渡さないときは、 弁済を拒むことができるのです。 領収書の形式は特に定まっていません。 ときどき、名刺の裏に「金○○万円領収しました」 などと書くこともありますが、 それでも有効です。 たとえ印鑑を押していなくても、 領収書として無効というわけではありません。 ただ、どの債権について、 いつ誰が返済金を受け取ったかが分からないと意味がないので、 それが分かる程度の記載は必要です。

返済を拒んだら債務不履行になる?

債権者が領収書を渡さない場合には、 弁済を拒むことができ、 拒んだとしても債務不履行の責任は負いません。 というのは、弁済をした後で領収書の交付を請求しても、 相手が発行に応じないことも多く、 そのため、弁済と領収書の交付とは同時でなければならない、 (同時履行といいます) と解されているからです。 このように、領収書は必ず請求すべきであるし、 債権者は交付しなければなりません。

領収書を交付しないのは違法の闇金業者

とくに、消費者金融の貸金業者については、 貸金業規制法18条で、 「受取証書はその都度直ちに交付しなければならない」 と明記されています。 したがって、一般の消費者金融の貸金業者であれば、 領収書を交付しないことは、あり得ないことです。 領収書を渡さないのは、違法金利を取っている業者であり、 その証拠となることを恐れているからでしょう。 そのような領収書を渡さない消費者金融の貸金業者との取り引きは、 早期にやめるべきでしょう。

次のページに続きます。

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